チクストとは?被害に遭いやすい女の子の特徴・対処法・体験談を紹介
風俗業界で働く女の子の切実な悩み、「チクスト(乳首ストーカー)」について解説!このコラムでは、「乳首が痛い」「どう断れば良い?」と悩む女の子に向けて、チクストに狙われやすい特徴や対処法をお伝えします。乳首ケアの方法もご紹介しているので、ぜひご覧ください!
「お客さんに乳首を執拗に触られて、ヒリヒリして痛い…」
「乳首が敏感なんだねって言われると、どう断れば良いか困ってしまう」
このように、お客さんの中には乳首を執拗に触りすぎた結果、痛みやストレスを経験した女の子は少なくありません。
チクスト(乳首ストーカー)は、女の子の体へのダメージだけでなく、精神的な負担も大きく、「もうこの仕事を辞めたい」とまで追い詰められてしまうケースもあるほどです。
とくに、デリヘルで働き始めたばかりの方や断り方に悩んでいる方にとって、毎日の仕事がつらくなってしまう原因になっているのではないでしょうか。

今回は、チクストの基本知識から「どんなお客さんがチクストになりやすいか」「チクストに遭ったときの対処法」「被害後の正しい乳首ケア」まで、すぐに役立てられる知識をたっぷりご紹介します。
このコラムを読んで、「ムリせず、楽しく稼げる」自分らしい働き方を見つけてくださいね!

【このコラムでわかること】
- チクストとは「乳首ストーカー」の略で、乳首を執拗に触ったり噛んだりする行為
- チクストになりやすいお客さんの特徴は「AV影響タイプ」「経験不足タイプ」「おっぱい至上主義タイプ」「勘違いタイプ」の4つ
- チクストに狙われやすい女性の特徴は「Mキャラ売り」「胸が性感帯と公言」「新人」の3つ
- チクストの回避方法は「『優しく触ってね』と伝える」「乳首以外に誘導する」「受け身にならない」「お店に相談する」の4つ
- チクスト後の乳首ケアは「唾液を洗い流す」「ワセリンで保湿」「病院で診察」の3ステップ
- チクストは我慢せず、お店やスタッフに相談して自分を守りながら働く
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チクストとは?

チクストとは、「乳首ストーカー」を略した風俗業界の言葉で、プレイ中にお客さんが乳首ばかりを執拗に触ったり、弄んだりする行為を指します。
乳首を愛でる「おっぱい好き」とは少し異なり、より特化した好みを持っているのが特徴です。
主に「乳首を痛いほど強く吸う」「思い切り噛む」「力強くつまむ・つねる・ねじる」など、痛みを伴う乱暴な行為が多く見られます。
お客さんに悪気がないケースや、興奮のあまり加減がわからなくなっている場合もありますが、皮膚が薄く繊細な乳首はすぐにヒリヒリと痛み始め、炎症や内出血といった身体的な被害につながることも。
嫌な思いを我慢し続けると精神的なストレスが蓄積し、「仕事に行きたくない」「気持ちが疲れてしまう」と感じる女の子も少なくありません。
チクストによる被害は業界内でも問題視されており、女の子の安全を守るため、お店側も対策を強化しつつあります。
自分の心と体を守るために、チクストについて正しく理解する姿勢が大切です。

チクストになりやすいお客さんの4つの特徴

チクスト行為をする人の心理は、主に4つのパターンに分けられます。
【チクストになりやすいお客さんの4つの特徴】
- AVに影響を受けている“自称S”タイプ
- 悪気なくやりすぎる“経験不足”タイプ
- 乳首フェチが行きすぎた“おっぱい至上主義”タイプ
- 「お金を払ってるから何してもOK」と思う“勘違い”タイプ
チクストの特徴や傾向を知っておくと、接客前に心の準備がしやすくなります。
「このお客さんはどのタイプかな?」と考えながら、冷静に相手を観察し、自分の身を守るための参考にしてください。
AVに影響を受けている“自称S”タイプ
AVの世界をそのまま現実のプレイに持ち込んでしまう人は、チクストになりやすい傾向があります。
女性が激しく責められて快感を得ている演出を見て、「強く責めれば女の子は喜ぶ」と思い込み、力加減が一切できません。
自分のテクニックや演出に酔っている男性が多く、目の前にいる女の子のリアルな反応を見ていないのが特徴です。
「俺はSだから、このくらいは当たり前」といった言葉で乱暴な行為を正当化するケースもありますが、これは単なる勘違いです。
このタイプは優しく訴えかけても響きにくく、プレイの最初から注意して接する必要があります。
悪気なくやりすぎる“経験不足”タイプ
性的な経験が浅く、女性の体や快感について十分に理解できていない人もチクスト化しがちです。
女の子が「痛い」と感じる触り方や力加減がわからず、「乳首を触ればとりあえず気持ち良い」という思い込みから、とりあえず勢いで執拗に責めてしまう傾向があります。
本人に悪気はなく、むしろ女の子を喜ばせようと純粋に頑張っているつもりの人も少なくありません。
そのため、「少し痛いよ」「優しくしてくれたらもっと気持ち良いな」と早めに優しく伝えると、素直にやめてくれたり、触り方を変えてくれたりするケースが多いのが特徴です。
乳首フェチが行きすぎた“おっぱい至上主義”タイプ
胸や乳首への執着が強い「おっぱいフェチ」が行きすぎた結果、チクストになってしまうケースも多いです。
会話の端々から「おっぱいが大好き」とアピールしてくる傾向があります。
優しく触っているつもりでも、自分の興奮が優先されて無意識のうちに力が入ってしまうのが特徴です。
また、「自分も乳首で感じるから、相手も絶対に気持ち良いはず」という自己中心的な思い込みで、女の子の「痛い」というサインに気づかない人もいます。
このタイプのお客さんと接するときは、プレイがエスカレートする前に、乳首以外に興味を向けるように誘導するテクニックが有効です。
「お金を払ってるから何してもOK」と思う“勘違い”タイプ
最も注意が必要なのが、「客だから何をしても良い」と誤解しているケースです。
このタイプは、「高い料金を払っているのだから、俺を満足させろ」という歪んだ特権意識を持っています。
女の子を商品としてしか見ていないケースもあり、断られたり嫌な顔をされたりすると急に不機嫌になるなど、トラブルにつながりやすいのが特徴です。
自己中心的な考え方が根強いため、優しく訴えかけても改善が見込めない場合も少なくありません。
一度でも不快な行為があったら、我慢せずにすぐにお店やスタッフに報告し、早めのNG対応を取ってもらいましょう。

チクストに狙われやすい女性の3つの特徴

チクスト被害はどんな女の子にも起こり得ます。
とくに、接客のスタンスやプロフィールの内容によっては狙われやすくなってしまう傾向があります。
チクスト客は、女の子の言動や特徴をみて「この子は多少無理を言っても大丈夫そう」と判断しているケースが多いのです。
【チクストに狙われやすい女性の3つの特徴】
- Mキャラや受け身プレイを売りにしている
- プロフィールに「胸が性感帯」と書いている
- 新人ゆえお客さんの見極め方に悩んでいる
チクストに狙われる傾向を知っておけば、事前に予防線を張りやすいです。
Mキャラや受け身プレイを売りにしている
Mキャラや受け身プレイを売りにしている女の子は、「多少責めても大丈夫な子」とお客さんに誤解されやすく、チクストの標的になりがちです。
M設定を演じているうちに、お客さんは「責められるのが好きな子だ」と思い込み、乳首を執拗に攻めてきます。
痛くても「設定だから」と止めづらくなってしまうケースも少なくありません。
無理を続けると、心と体が疲弊し、お仕事自体が嫌になってしまいます。
Mキャラ設定でも、お客さんの行為が痛いと感じたら「ごめんね、優しくしてくれたらもっと気持ち良くなれるの」など、優しくてもOKと伝えるセリフを事前に準備しておきましょう。
プロフィールに「胸が性感帯」と書いている
プロフィールなどで「胸が一番感じやすい」とアピールしている女の子は、胸を強く責められたいと誤解されやすく、チクスト被害のリスクが高まります。
とくに強い乳首フェチの男性は、そうした女の子を指名してくる傾向があります。
しかし、集客につながる一方で、リスクとのバランスを取る必要があるのです。
巨乳をチャームポイントにしている女の子も、同様に狙われやすい傾向にあります。
もしプロフィールに胸をアピールする内容を書くなら、「感じやすいけど優しくしてね」「繊細だからソフトタッチで」など、優しさを求める一言を補足しておくと、チクスト被害の予防につながります。

新人ゆえお客さんの見極め方に悩んでいる
デリヘルでの経験がまだ浅い方は、危険なタイプのお客さんを見抜く判断力や、嫌な行為を上手に断るコミュニケーション力が十分でないため、チクストに狙われる傾向があります。
「嫌われたくない」「ここで言い出すと空気が悪くなるかも」といった不安から、ついついお客さんの行為を流してしまいがちです。
その結果、被害を長引かせたり行為がエスカレートしたりするケースも少なくありません。
プレイ中にトラブルを感じたら、自分で無理に解決しようとせず、すぐにお店やスタッフへ相談しましょう。
実際にあったチクスト被害の体験談

頭では「チクストは怖い」とわかっていても、「普段は優しいお客さんだから大丈夫」「もう少し頑張れば終わる」という気持ちから、つい我慢して被害に遭ってしまうケースも少なくありません。
ここでは、実際に女の子たちが経験したチクスト被害のリアルな体験談をご紹介します。
【実際にあったチクスト被害の体験談】
- 優しい常連さんを信じ過ぎてしまった
- 「もう少し我慢しよう」と思ってしまった
これらのエピソードは、決して他人事ではありません。
信頼していたお客さんや断れない性格が、かえってチクスト被害を大きくしてしまうケースがあると知っておきましょう。
“優しい常連さん”を信じ過ぎてしまった
まずは、30代女性が経験した、常連のお客さんに関する体験談です。
いつも指名してくれる穏やかで紳士的な方がいて、最初は優しく接してくれていました。
しかし、何度か通ううちに乳首への執着が徐々にエスカレート。
乳首を噛む、つねるといった行為が増えていきました。
女性は「いつもの優しいお客さんの空気を壊したくない」という気持ちから、痛みを訴えずに我慢し続けていましたが、結果的に乳首が炎症を起こしてしまいました。
この経験から、「どんなに良いお客さんでも、言わなければ伝わらない」と気づいたそうです。
その後、「実は膝の裏が一番感じるの」と別の性感帯を伝え、テクスト行為を減らすことに成功しました。
「次からはちゃんと伝えよう」と思ったそうです。

「もう少し我慢しよう」と思ってしまった
続いて、入店してまだ3ヶ月の頃に20代前半の女性が体験したエピソードです。
女性は断るのが苦手で、「嫌われたくない」「リピートしてほしい」という不安がありました。
ある日、優しそうな雰囲気のお客さんがチクスト気味で、乳首を執拗に噛んで離してくれませんでした。
女性は「もう少しで終わるはず」「嫌って言ったら不機嫌にさせてしまうかも」とひたすら我慢。
このお客さんの来店が続いた結果、乳首の皮膚が荒れてしまい、お店に出るのが嫌になってしまったそうです。
しかし、出勤しないわけにもいかず「体を壊したら元も子もない」と反省。
今は「自分を守るのも仕事のうち」と前向きに考えているそうです。

今日からできる!チクストへの対処法

チクスト客への対処法で最も大切なのは、「嫌なことは嫌」と意思を伝えつつ、お客さんの気分を害さずにプレイをコントロールすることです。
我慢して乳首を傷つけてしまっては、今後の仕事にも影響が出てしまいます。
ここでは、お客さんの良心に訴えかける方法や、プレイの主導権を握るテクニックなど、今日からすぐに実践できる具体的な対処法を4つご紹介します。
【今日からできる!チクストへの対処法】
- プレイ前に「優しく触ってね」と伝える
- 自然な流れで乳首以外の部位に誘導する
- 完全な受け身にならないよう意識する
- NG対応してもらいたいとお店に相談する
これらの方法を身につけて、自分のペースで安心して稼げる環境を作っていきましょう。
プレイ前に「優しく触ってね」と伝える
チクストを未然に防ぐため有効なのが、プレイの開始時点で優しく接してもらうようにお願いすることです。
深刻なトーンではなく、「ねぇ、優しく触ってくれる人、めちゃくちゃ好きだよ」「私、最近ちょっと敏感だから優しくしてね」など、甘くかわいらしいトーンで伝えるのがポイントです。
伝え方を工夫するだけでも、男性側に「この子に嫌われたくない」「優しく扱えば喜んでくれる」という心理が働き、乱暴な行為を抑制できます。
「最近、強い人に当たってばっかりで、優しそうな○○さんに会えてホッとした」など、相手の良心に訴えかける言葉も効果的です。

自然な流れで乳首以外の部位に誘導する
乳首が狙われたとき、お客さんの意識を別の性感帯にそらす誘導テクニックも有効です。
ただ「やめて」と言うのではなく、「あ、そこより、私の首筋の方が感じるよ」とか「最近、お腹を優しくなでられるのがたまらなくて…」など、具体的に気持ち良い場所を教えてあげましょう。
また、お客さんの手が胸に集中しないように、シックスナインなどの体勢に自然と移行したり、自分の胸をお客さんの身体に密着させたりして、物理的に防ぐのもひとつの手です。
「新しい技を覚えたの、○○さんに気持ち良くなってもらいたいから試させて」といったセリフで主導権を握りながら誘導すれば、お客さんを不機嫌にさせずに済みます。
完全な受け身にならないよう意識する
お客さんからの攻撃をひたすら受ける「受け身」の状態は、チクスト客をエスカレートさせやすい状況です。
乳首を守りながらプレイをコントロールするために、意識して攻める側に回る時間を増やしましょう。
「次は私が○○さんを気持ち良くする番だよ」などと声をかけ、体位やプレイの主導権を握ります。
攻守交代のタイミングを意識的に作ると、自分のペースでプレイを組み立てられ、乳首への負担を減らせるのです
自分が責めている間は精神的な余裕も生まれるため、仮にチクスト行為をされても冷静に対処しやすくなるというメリットもあります。
NG対応してもらいたいとお店に相談する
どんなテクニックを使っても「チクスト行為が止まらない」「生理的に無理」と感じた場合は、一人で抱え込まず、必ずお店やスタッフに相談しましょう。
チクスト客からの被害を防ぐため、NG対応(出禁)を依頼することも可能です。
お客さんの名前や不快行為の内容(強く噛まれた、優しくしてと伝えたのに止めてくれなかったなど)を詳細に伝えると、お店側もスムーズに対応し、再発を防ぐための措置を取れます。
嫌な思いを我慢し続けるよりも、遠慮なく相談し、安心して働ける環境を選びましょう。

チクスト後の乳首ケアの方法【3ステップ】

チクスト行為によって乳首がヒリヒリしたり、赤く腫れてしまったりしたら、できるだけ早くケアしましょう。
乳首は皮膚が薄くデリケートなため、ケアを怠ると炎症が悪化し、仕事に支障をきたしかねません。
【チクスト後の乳首ケアの方法】
- ステップ1.唾液はすぐに洗い流す
- ステップ2.ワセリンや乳頭クリームで保湿する
- ステップ3.痛みや傷があれば早めに病院に行く
乳頭ケアは、お客さんへの接客と同じくらい大切なお仕事だと意識し、「洗い流す」「保湿する」「必要なら病院に行く」の3ステップで、優しくいたわってあげましょう。

ステップ1.唾液はすぐに洗い流す
唾液には雑菌が含まれているため、乳首の皮膚に残っていると炎症や感染の原因になりやすいです。
プレイが終わったら、すぐにシャワーでぬるま湯を使い、優しく洗い流してください。
ゴシゴシ擦らず、清潔なタオルで軽く押さえるように水分を拭き取るのがポイントです。
すぐにシャワーが浴びられないときでも、ノンアルコールのウェットティッシュなどでできるだけ早く拭き取るようにしましょう。
ステップ2.ワセリンや乳頭クリームで保湿する
洗浄後の乳首は乾燥しやすく、傷やヒリつきが悪化する原因です。
乾燥を防ぐため、保湿ケアを必ず行いましょう。
市販のワセリンや、薬局で手に入る乳頭用の保湿クリームなどを薄く塗るだけでも効果があります。
寝る前のケアを徹底すると、就寝中の摩擦ダメージを防ぎ、翌朝の痛みを和らげます。
デリケートな部分だからこそ、日常的なケアが大切です。
ステップ3.痛みや傷があれば早めに病院に行く
乳首の痛みやヒリつきが数日経っても治まらない、または出血や腫れがあるときは、皮膚科や婦人科を早めに受診してください。
「仕事だから」と我慢して放置すると、炎症が悪化して治りが長引くケースもあります。
市販薬だけで治そうとせず、医師の専門的な判断を仰ぎましょう。
診断書があれば、お店に事情を説明しやすくなるメリットもあります。
自分の体を守るため、必要に応じてしっかり休むことも大切です。
チクストは我慢しないでOK!ムリせず働ける環境を選ぼう

今回のコラムでは、チクストの特徴や対処法、体験談をご紹介しました。
【コラムの内容まとめ】
- チクストは、新人・ベテランに関わらずどんな女性にも起こりうるトラブル
- チクストになりやすいお客さんの特徴は「AV影響タイプ」「経験不足タイプ」「おっぱい至上主義タイプ」「勘違いタイプ」の4つ
- チクストに狙われやすい女性の特徴は「Mキャラ売り」「胸が性感帯と公言」「新人」の3つ
- チクストの回避方法は「『優しく触ってね』と伝える」「乳首以外に誘導する」「受け身にならない」「お店に相談する」の4つ
- 乳首が痛んだら、洗浄・保湿・受診の3ステップで早めのケアが大切
- お店やスタッフを頼り、嫌な客はNG対応してもらう
チクストは精神的にも肉体的にも大きな負担となり、我慢を続けると心も体もすり減ってしまいます。
デリヘルで働くうえで最も大切なのは、あなた自身が無理せず、安心して働けることです。
嫌だと思ったら「嫌」と伝え、お店やスタッフに相談することも、立派なプロとしての姿勢です。
ぜひこのコラムを参考に、ムリせず自分らしく稼げる環境を選んでください。




